摂取量とアラキドン酸

アラキドン酸と言うと脳の活性化に効果があるため年配の人がとるべき栄養素と思われがちです。
しかし、実際には男女、年齢問わず誰にとっても毎日取るべき栄養素です。
体の中ではほとんど生成することがないですから食事で摂る必要があります。
摂るべき量は体の大きさや状況に応じて異なりますから事前に知っておきましょう。

アラキドン酸は老化予防だけでなく、高血圧の予防やコレステロール値の低下にも効果があります。
年齢が上がるにつれて減少していくため、年齢が上がるほどたくさん摂取したほうが良いと思われがちです。
もちろん、加齢で減る分摂る必要はあります。
しかし、摂りすぎも決して体に良くはないので適量を守る必要があります。

アラキドン酸を過剰摂取してしまうと血液が固まりやすくなります。
血液が固まりやすくなると血栓ができやすくなります。
この血栓が脳で止まると脳梗塞を起こす原因となります。
他にも高血圧を悪化したり動脈硬化、肺がん・乳がんなどのがんの原因にもなります。
アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー症状を引き起こしやすくなるとも言われています。

厚生労働省が発表している摂取量は一日1グラムです。
しかし、最近の日本人は意識しなくても必要な摂取量を摂れていると言われています。
食生活が洋風化したため肉類を食べる量が増えたためです。
アラキドン酸を含むものには動物性脂肪が多いです。
そのため、日ごろから脂肪を多く摂りがちな人や運動不足の人は脂肪の摂りすぎに気を付けましょう。
メタボリックシンドロームの原因となります。

妊娠中は胎児に栄養を送るため、自分の栄養分が不足しがちです。
アラキドン酸も乳児の脳を作るのに必要なため母体では不足することがあります。
その分を食事で補おうとすると脂肪を摂ることになり体重管理が必要な妊婦にとっては摂取量の確保が難しいものです。
同様に加齢で食事量が減ってきたり肉類が食べれなくなってくるとアラキドン酸の摂取量が減ってしまいます。
そのような時にはサプリメントで補いましょう。
妊娠中の服用や薬を飲んでいる場合には医師に相談のうえでサプリメントを飲みましょう。